【未経験転職でも可能!】20代前半で年収500万円を狙える業界
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20代未経験でおすすめなのは、人材業界、IT業界(Saas)、M&A仲介業界!
現在の年収をもっと上げていきたいけど、
「自分には経験もスキルもないけど、どんな職種であれば転職できるのだろう…」
「どんな職種であれば年収を上げれるのだろうか…?」
「学歴が低い自分には年収500万円越えは不可能だ」
このような悩みを持っている20代の方は多いと思います。
しかし、20代未経験でも業界を選べば、年収を500万円まで到達することは実現の可能性は十分あります。
20代で未経験であれば、
◼️人材紹介業界
◼️IT業界(Saas)
◼️M&A仲介業界
を選べば、年収を500万円以上を狙えます。
それでは本編で解説していきます。
20代未経験で年収500万円は現実的なのか
そもそも、20代で年収500万円を目指す難しさはどれくらいなのかを調べてみました。
https://career.nikkei.com/knowhow/income/002342/
参照:日経転職版「【連載 その希望年収、適正ですか?】大卒年収調査2022年版 年齢別編 男性38歳で800万円超、女性45歳で600万円超」
こちらの記事によると、
20代全体の平均年収は457万円、中央値は420万円となっております。
平均値と中央値の違いについてはこちらをご参照ください。
参照:東証マネ部!
つまり、年収の高い少数が全体の平均年収を引き上げていると分かります。
年収は、時間単価×時間で決まり、時間単価は、希少性×結果×ビジネスモデル(=利益率)で大体は決まります。
企業ごとに年収への考え方は異なるので、利益率が高くても年収が低い企業も存在します。
希少性や結果はすぐに生み出せるものではないので、ビジネスモデルで仕事を選ぶと、年収は引き上げることが可能です。
中央値が420万円ではありますが、ビジネスモデルを正しく理解し、それに基づいた判断をすることで年収500万円を目指すことは十分可能だと言えます。
【未経験転職】20代前半で年収500万円を狙える業界
人材紹介業界
20代前半で年収500万円を狙える業界の一つ目は、人材紹介業界です。
人材紹介業界とは
人材紹介とは、「人材を採用したい企業」と「仕事を探している人」をマッチングさせる有料のサービスです。企業が求めている求職者の選出と選考、スケジュールの調整など、雇用契約を交わすまでのサポートを行います。
図に簡単にまとめてみました。
大きな特徴として、人材紹介では多くの場合、採用成功時に手数料が発生する「成果報酬型」を採用しています。
成果報酬の相場は、入社した人材の年収に対して30%〜40%ほどになります。
成果報酬から一部を給与にインセンティブとして付与する企業が多いです。
未経験で転職する場合は、主に下記の職種に従事する可能性が高いです。
・企業とだけやり取りをするRA(リクルーティングアドバイザー)
・人材とだけやり取りをするCA(キャリアアドバイザー)
・どちらも行う両面型エージェント
未経験で転職した際の想定年収はおよそ400万円〜!
RAだと420万円〜
CAだと380万円〜
両面型エージェントだと450万円〜
が相場になっています。
大手人材紹介会社やコンサルティングファームを専門的に扱っている会社だと、
もう少し額が上がる傾向にあります。
大手転職エージェントは20代でも年収600万円以上を狙える場合がある
大手転職エージェントは、中小のエージェントに比べると年収が高めです。例えば、転職エージェントdodaのキャリアアドバイザーの求人には「年収600万円」という文字も確認できます。
では2023年6月時点の求人をもとに、大手転職エージェント2社の年収を見ていきましょう。
リクルートエージェントの年収
以下の求人票を見ると、リクルートエージェントの想定年収は約500万円~となっています。
賞与を含めた待遇だと、入社4年目では625万円ほどの年収をもらえる可能性もあるようです。
求人情報 | 株式会社リクルート「採用情報」 |
想定年収 | 約500万円〜 |
雇用形態 | 正社員 |
月収 | 32万722円〜 |
賞与 | 年2回 |
主な仕事内容 | 転職希望者の経験・適性・価値観を踏まえた上で 転職実現に向けたキャリア支援や提案を実施。 |
マイナビエージェントの年収
以下の求人票を見ると、マイナビエージェントの想定年収は約400万円~となっています。
賞与を含めた待遇だと、入社4年目では570万円ほどの年収をもらえる可能性もあるようです。
求人情報 | 株式会社マイナビ「採用情報」 |
想定年収 | 約450万円〜 |
雇用形態 | 正社員 |
月収 | 不明 |
賞与 | 年2回 |
主な仕事内容 | 新卒の学生と求人企業との仲立ちをする就職エージェントサービス「マイナビ新卒紹介」を展開。キャリアアドバイザーが学生一人ひとりと面談を行い、膨大な求人情報の中から登録者に必要な情報だけを提供する |
人材紹介エージェントは利他的な人は向いている
利他的な人は人紹介業界に行くと、非常に活躍できます。
利他的=他人の利益を重んじる特性です。
詳しくはこちらをご参照ください。https://www.weblio.jp/content/%E5%88%A9%E4%BB%96%E7%9A%84
参照:Weblio辞書
自己分析した上で利他的な特性だと思った方はぜひ受けてみてください。
IT(Saas)業界
20代前半で年収500万円を狙える業界の一つ目は、IT(Saas)業界です。
IT(Saas)業界とは
SaaSとは、「Software as a Service」の略称です。
サース、あるいはサーズと呼びます。
SaaSは、サービス提供事業者(サーバー)側で稼働しているソフトウェアを、インターネットなどのネットワークを経由して、ユーザーが利用できるサービスです。
Saas企業の代表としては、サイボウズ、freee、マネーフォワード、ラクス、Salesforceなどが挙げられます。
Saas業界の企業に未経験として入社するのであれば、インサイドセールスという職種で入社するのが最近では一般的になっております。
インサイドセールスとは
インサイドセールスとは、見込み顧客(リード)に対して、メールや電話、ウェブ会議ツールなどを活用しながら非対面で行う営業活動およびそのポジションのことです。
また、顧客へヒアリングしながら、顧客の中でも明確ではなかった課題を顕在化することで顧客の検討段階を遷移させたりなど、リードナーチャリング(見込み顧客の育成)を行います。
問い合わせのあった企業担当者へ、いち早くアプローチをかけたりなどスピード感の求められる業務を担う一方、顧客情報の整理やコミュニケーション履歴の記録など顧客データの管理を担うこともあります。
以前まで商談は顧客先へ訪問するのが一般的だったため、インサイドセールスは内勤で行える商談設定までの担当、と定義するのが一般的でした。
しかし昨今は商談もオンライン上で行うことが当たり前となっているため、インサイドセールスが商談を担当することもあります。
担当する業務の範囲は企業や状況によって様々に異なります。
未経験でインサイドセールスに転職した際の想定年収はおよそ500万円〜!
ここで実際にいくつか求人票を見てみましょう。
ラクスのインサイドセールスの年収
以下の求人票を見ると、ラクスの想定年収は約549万円~となっています。
賞与を含めて年収615万円も狙える水準です。
求人情報 | 株式会社ラクス の求人一覧 |
想定年収 | 約529万円〜 |
雇用形態 | 正社員 |
月収 | 344,563円 |
賞与 | 年2回 |
主な仕事内容 | 新卒の学生と求人企業との仲立ちをする就職エージェントサービス「マイナビ新卒紹介」を展開。キャリアアドバイザーが学生一人ひとりと面談を行い、膨大な求人情報の中から登録者に必要な情報だけを提供する・見込み顧客の育成(ナーチャリング) ・商談機会の創出(電話やメールでのアプローチ) ・ラクスの他商材へのクロスセル商談の創出 ・アウトバウンド、掘り起こしの管理 ・架電接触に伴う顧客情報の収集/蓄積と組織全体へのフィードバック ・コールリストのカテゴライズや既存顧客向けのセミナー施策の検討 ・マーケティング部と連携し施策の立案や実行 |
freeeのインサイドセールスの年収
以下の求人票を見ると、freeeの想定年収は約510万円~となっています。
参照:フリー株式会社の求人情報
20代でもしっかり成果を出せば、賞与を含めて年収800万円も狙える水準です。
入社難易度は割と高めなので、しっかり準備していきたい企業様です。
インサイドセールスは、成長意欲が高い人は向いている!
Saas企業はいわゆるスタートアップやベンチャーと呼ばれている企業が多い。
これらの企業は資本金を集めてどんどん収益を出すことにこだわっているので、成長できない人材は淘汰される可能性すらあります。
逆に成長意欲のある若者にはどんどん裁量権を与え、チャンスを貰えるので
若くからマネージャーやリーダーを任せてもらえることも多いです。
結論:おすすめなのは人材紹介かIT(Saas)
500万円と止まらず、ガンガンスキルアップを狙いたいならIT(Saas)がおすすめです。
インサイドセールスは色んな会社が求めている職種で、仕組みを作ることができれば市場価値が上がり、年収UPも見込めます。